【Q&A vol.60】色々なボルトの種類がありますが、その使い分けは?

公開日時:2018/03/19

【Q】色々なボルトの種類がありますが、その使い分けは?

ボルトには色々な種類がありますが、それぞれの使い分けを教えてください。

【A】当社では強度、環境、用途、外観などの観点から色々なタイプのボルトを準備しています。

ご質問ありがとうございます。

当社では強度、環境、用途、外観などの観点から色々なタイプのボルトを準備しています。

基本的な構造体組立用としては、APBシリーズCSWシリーズを使用します。

 

各データと特徴は以下の通りです。

CSシリーズは、座金のない六角穴付きボルトで、ザグリ穴に使用します。

スチール製はCSシリーズ、ステンレス鋼のものはCSSシリーズとなります。

機械的性質は、それぞれCSW、CSWSと同一です。

 

その他の種類のものは、それぞれ専用の用途を持っていますので簡単に紹介いたします。

 

◎FCSシリーズ

六角穴付き皿ボルトです。

フラットブラケットABJFシリーズ、取付が皿穴の蝶番、マグネットキャッチの受け板などに使用します。

材質がステンレス鋼のものはFCSSシリーズとなります。

 

六角穴付き皿ボルト

◎BCSシリーズ

六角穴付きボタンボルトです。

CSシリーズよりボルト頭の高さが低くなっており、コーナージョイントCJシリーズに使用します。

レンチ穴はCSタイプに対して1サイズ小さくなっています。

材質がステンレス鋼のものはBCSSシリーズとなります。

六角穴付きボタンボルト

◎TSBシリーズ

十字穴付きのトラスねじです。

他のボルトに比べ、頭部の高さが低く、座面が広くなっているので樹脂カバー取り付けなどに適します。

材質がステンレス鋼のものはTSBSシリーズとなります。

 

十字穴付きトラスねじ

◎ECSSシリーズ

極低頭六角穴付きボルトです。

ホルダープレートEZPSシリーズに使用します。

レンチ穴はCSタイプに対して2サイズ小さくなっています。

極低頭六角穴付きボルト

◎ECCSシリーズ

特殊ボルトで、エンドコネクタ、AEシリーズに使用します。

特殊ボルト

◎HCSSシリーズ

極高頭六角穴付きボルトです。

M6シリーズ高さ60㎜のフレームを深座ぐりした場合に使用します。

極高頭六角穴付きボルト

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