【Q&A vol.35】“座グリ穴加工の設計基準”の「トルク制限あり」とは?
公開日時:2016/02/22
【Q】“座グリ穴加工の設計基準”の「トルク制限あり」という記載の意味を教えてください
アルファフレームカタログのテクニカルデータに“座グリ穴加工の設計基準”がありますが、
その中に「トルク制限あり」という記載があります。
これはどのような意味なのでしょうか?
【A】座グリ・タップ追加工でフレーム連結する場合、変形を生じないボルト締付トルクを、“トルク制限ありの場合推奨締付トルク“として記載しております。
ご質問ありがとうございます。
アルファフレームの結合において、座グリと端面タップ加工を施すことで
ブラケットを使用しない結合が可能ですが、アルファフレームの中には軽量化のために
非常に薄肉のものもあり、ボルトを通して締結すると変形を生じてしまうものがあります。
そうなると単なる変形のみではなくボルトの緩みにもつながりますので、
そこまでの変形を生じないボルト締付トルクを、
“トルク制限ありの場合推奨締付トルク“として記載しております。
締付トルクが小さい分、締結力もそれに応じて弱くなる事を考慮の上でご使用ください。