突撃レポート第24弾!!「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(成果披露イベント)」にアルミフレーム♪
公開日時:2023/02/20
今月の「こんなところにアルミフレーム」は、昨年12月にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催された
「第1回 高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(成果披露イベント)」
通称、高校生ロボットSIリーグに突撃取材!!
突撃したのは、ブログではお馴染み愛知事業所の『ワーイ』所長です♪
ご縁があって、スポンサー企業として協力させていただいたのですが、
本イベントの趣旨と未来のエンジニアたちへ向けた『ワーイ』の熱い思いを交えて、
「こんなところに」登場するアルミフレームの数々をご紹介いたしま~す\(^o^)/
高校生ロボットSIリーグとは?
高校生ロボットSIリーグは、ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)の人材創出を目的として、
2022年度から本格的に愛知県が取り組んだ新しい試みです。
愛知県といえば、自動車製造業をはじめとする日本一のモノづくり県。
ロボット製造業やロボットSIer企業についても、国内有数の集積地なのですが、
モノづくりの現場やロボットSIer業界おける慢性的な人材不足は
ここ愛知県でも例外ではなく、新しい人材の確保は喫緊の課題!
そこで、愛知県の工科高校(旧工業高 校)の授業にSIer育成教育を取り入れ、
愛知県はもとより、日本のモノづくりを支えていきたいという
熱い思いで県独自に企画し、開催に至ったのが、
この「高校生ロボットSIリーグ」なのです。
参加チームは、ロボットSIer企業やロボットメーカーのサポートを受けながら、
高校での課題研究の授業や部活動で、
なんと約8ヵ月もかけて取り組み、
築き上げたロボットシステムとその成果を披露します。
2022年4月、第1回目の参加校とサポーター企業が決定しました。
愛知県内から8校、県外(栃木県)1校(最終的には愛知県内9校、県外1校の10校が参加)
そしてサポーター企業9社の中の1社がNICなのです(*^-^*)v
新学期早々から、愛知県内のロボットメーカーの産業用ロボットを用いて、
SIer企業の指導のもと、3つの競技課題から1つを選択し、挑戦してもらいます♪
今回の課題は、
1)ボールペンの上部品にキャップを装着させる『ボールペン組み立て』
2)無造作に置かれたお菓子を所定の位置に配置する『お菓子の箱詰め』
3)ギアの位相を確認してラックをボックスに貫通させる『ギア部品組み立て』
の3部門。
そして12月の競技会(リーグ本戦)で、組み上げたロボットシステムの実演・プレゼンテーションを行い、
最も優れたチームには、知事から最優秀賞が授与される運びとなっています。
さてさて、記念すべき『第1回』の結果はいかに!?!?!?
勝者の行方は?!『第1回高校生ロボットSIリーグ』開催\(^o^)/
去る、2022年12月10日(土)、11日(日)。
Aichi Sky Expo (愛知県国際展示場)にて、第1回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会
『高校生ロボットSIリーグ』が開催されました!!
会場では、サイドイベントとして、プログラミングやドローンを体験できるワークショップや様々なロボットが展示され、子どもから大人まで楽しめる内容となっていました♪
ご覧ください! ちびっ子たちの生き生きとした姿を!
もしからしたらこの中からも「未来のロボットSIer」が誕生するかもしれませんね(ワクワク)o(^-^)o
成果披露イベント
広い会場内の一角には、県内外の10校が4月から約8か月かけて組み上げたロボットシステムの実装が展示されています。
それを見ているだけでも、みんなの努力の跡が伝わってきて、じ〜んとしてしまいます。
おっ!! いよいよ各校のプレゼンタイムです。
参加した10校、それぞれの想いを乗せて、力の入った熱いプレゼンテーションが繰り広げられました!!
もう、全員優勝\(^o^)/(←ワーイ審査員(自称)の勝手な感想 笑)
・・・と行きたいのはやまやまですが、
実際には県外参加の1校である足利工業高等学校(栃木県足利市)が最優秀賞を受賞されました。
おめでとうございました!(拍手!8888888!)
熱いプレゼンに感動をもらい、改めて実装エリアに戻ったワーイ。
そこに並ぶNIC製品を、新たな気持ちで眺めてみました。
標準ロボット架台が7台と、FUJI製ロボット架台カバーが3台の計10台!!
いずれもNICのマーキングフレームで製作されたもの♪♪
これだけ並ぶと迫力満点!!
綺麗でしょ~♪
しっかりしてるでしょ~♪
映えてるでしょ~♪(←出た〜っ!恒例の自画自賛スイッチON!)(^^)v
しか~し、ここでワーイは自分の詰めの甘さに気づくのです。
あ”っ!( ̄◇ ̄;)
社名プレートを付けてもらわなかった!!
そうなんです。せっかくの協賛なのに、NICの「N」の字もなく、
まったく社名が分からないロボット架台になっちゃいました(^▽^;)
でもでも、学生に指導する際に架台を組み上げてくださったSIer企業様には、マーキングフレームの便利さと、
アルファフレームの精度の高さは、きっとわかってくれたはず!
そして架台を触った学生さんたちも「いい架台だなぁ〜」「扱いやすいなぁ〜」と思ってくれたはず!
小さいけれど大事なPRはできたので、これはこれで良しとしましょう(笑)
本当は未来のエンジニアにマーキングフレームを直に触ってもらい、ロボット架台を組むところから体験してもらいたかったけれど、今回はスケジュールの都合でそこまでは叶いませんでした。
でも、愛知県の大村秀章知事も「継続こそ力。来年もしっかりとやっていく」と言ってくださっているので、
来年はアルミフレームの設計、製作といったモノづくりにも取り組んでもらえると良いですね♪
各校の健闘をご覧ください\(^o^)/
それでは、じっくりとご覧いただきましょう!
こちらが「近未来のエンジニア」たちが作ったロボットシステムです(≧▽≦)
アルミフレームがロボット動作も、若きエンジニアの夢もしっかり支えております!!(←また出ちゃった♪ 恒例の自画自賛モード!!)
みんな凄い力作!!(拍手8888888!)
若きエンジニアの卵たちは、自分の力で殻を割り、元気なひよこになりました♪
みんなどこか誇らしげで堂々としています。
「エンジニア」といっても、最近では「IT」や「AI」などのソフト関係の職業に就く人が多くなっていますが、こうやって自分たちの手で日本のモノづくりを支える「真のエンジニア」になるのもいいよね!!
今回の経験を更に磨いて、モノづくりを支えるエキスパートを目指すのもよし、
学校の授業で指導する立場になるのもよし、
色んなカタチでこれからの日本のモノづくりを支えてもらえれば、めちゃめちゃ嬉しいです(*^-^*)
そしてワーイは、高校生たちの姿を目の当たりにして、自分のお子さんと重なるものがあったのでしょう。父親としての気持ちも、ググッと前に出てきたようです。
以下、ワーイの素直な言葉をお伝えします。
このようなイベントは、私自身モノづくりに携わる者として、親の仕事を子に見せる事ができる貴重な場だと感じました。
愛知県は特に装置屋が多い地域です。
ワークショップを通じて『お父さんの仕事はこんなに面白い事をやっているんだよ』ということをゲーム感覚で伝えられるし、父親自身が仕事楽しんでいること、自分の仕事に誇りを持っていることも、さりげなく伝えられると思います。
来年は我が子と一緒に見学したいと思います!!
それは素晴らしい!! ぜひぜひ実現してくださいっ\(^o^)/
学校だけではなかなか教えられないことも、こうして企業がサポートすることで、「教え育てる環境」を新たに創り、整えることができる。
それは未来への選択肢を増やす事だし、その中で経験する様々なことは、高校生たちにとってはもちろん、提供する我々にとっても、ものすごい宝物になると思うんです。
素晴らしい機会を与えてくださりありがとうございました!
来年の開催を心から願うとともに、今回以上のサポートをしていきたい思いでいっぱいです。
以上、こんなところにアルミフレームでした\(^o^)/