素敵なリビングにアルミフレームで家具調ラック♪
公開日時:2020/10/21
コロナ禍でもつながるアルミフレームの輪\(^o^)/♪
前号に続き、またまたお客様からとっても嬉しいメールが届きました!!
そのメールには
「DIY初心者でありますが、どうしても自分の思う寸法で家具を作成したく、御社製品を使用し、棚とパソコンラック,ハンガーラックを作らせていただきました」
とあり、ご丁寧にも完成品の写真を一緒に添えてくださいました。
その写真を見てビックリ! とても初心者とは思えないほどの完成度!!
本当に素敵な製作品だったので、是非ともブログで紹介したいとお願いしたところ、快くお引き受けいただけました。
M様、ありがとうございます\(^o^)/!
そして、製作にあたってのこだわりポイントや製品についていくつかメールで質問させていただいたのですが、メールが届いてまたビックリ!!
なんと、ご自身の備忘録も兼ねてと、詳細をレポートにして回答くださったのです。
M様、重ねてありがとうございます\(^o^)/\(^o^)/!!
せっかくなのでM様の生の声をなるべくそのままに、ご紹介させていただきます♪
何もかもが初体験♪まずは・・・
今回、情報を提供してくださったのは富山県のお隣、石川県にお住いのM様です♪
来春に娘さんが小学生になることを機に、2階の子供部屋をメインに生活してもらおうと思っていたのですが、
まだまだパパやママに甘えたいお年頃♪
「まだママと一緒に寝るー!」
「リビングでお勉強する!」
と、可愛いことを言ってくれる娘さんと愛する奥様のために、
家族一緒に楽しく過ごせる空間を整備しようと、リビングの壁一面の『収納棚』の設置を検討されたのです。
なにかとスペースを取るパソコンや周辺機器もスッキリ配置して、どうせなら部屋のサイズにぴったり合ったオーダー家具が良いな〜。。。と思ったのですが、さすがに高額で予算的に厳しい・・・。
それなら自分で作ってみよう!という結論に達しました。
おお、それは素晴らしい決断です。これも一重にご家族への愛ですね〜。
とはいえ、今までドライバーくらいしか握ったこともないというM様。
DIY初心者の自分に出来るのだろうか・・・。
ましてや、水平、垂直を確実にとらないと棚にすらならないし・・・。
一抹の不安はあったものの、まずはこだわりを持たず
『調べて、自分にやれそうなことだけを、精一杯』
という考えを製作の軸とされたそうです。そのチャレンジ精神、とっても素敵です♪
そうと決まればインターネットで情報収集!
YoutubeなどでDIYチャンネル他、いろんなDIY情報をチェックしまくっているうちに、またまたひとつの結論に達します。
木工、絶対無理・・・
木材のみを加工して、水平、垂直を確実に取るなんて・・・
そもそもM様のお宅には木工をする工具も、する場所も無いのです。
ダメだもー、オーダーするかー、
いやいや、ニトリで済ますかー・・・(-_-)
などと途方に暮れていたところ、何気なく見た、某製作所さんのyoutube動画で
アルミフレームを発見!!
思い通りの寸法にカットされたフレームを、ブラケットでつなぎ合わせるだけでとっても便利♪
強度も抜群で、組立も簡単♪
画面の向こうでは、そう話ながら手際よくオリジナルオープンフレーム型のパソコンケースを製作する様子が映し出されていました。それを見た瞬間、
こ、これだ!!これなら出来る!!
そう確信したM様。こうして「アルミフレームで棚を作る」という新たな扉が開かれたのです。
思いを形にする『ものづくり』開始!!
M様はお仕事柄、病院や倉庫などに行くことがあるそうで、アルミ製の精密器具設置台や棚をよく目にするといいます。
でも、これを自宅のリビングに置くとどうなんだろう??
アルミの無骨なデザインも個人的には嫌いではないけど、なんか温かみに欠けるような・・・。
そこでM様はナイスな方法を思いつきます。
天板は木材、柱はアルミフレームの「木材とアルミフレームのハイブリッド」でいこう、と。
今思えばこの選択がとても良かったとのこと。完成写真を見て、私たちも心からそう思いました。
さぁ、方向性が固まりました。お次は設計図です。
とにもかくにも、まずは全体の構想図と採寸で設計図を作らないと!!
荷を置ける有効幅が大きくなるから、柱はできる限り細い方がいい。
そんな考えで、アルファフレームでも細身のM4シリーズ(20×20mm)で組み上げたいと考えたM様。
しかーし!!
木材を発注する段になり、衝撃の事実がわかります。
棚板は一番大きい物で、幅1600、奥行き460、厚さ30です。その重さは・・・約12キロ! しかもこれとほぼ同サイズの板を4枚使用するので、天板だけでも48キロ!
木材って重たいんですね・・・。(←M様、心の声)
後でわかったことですが、木材の発送伝票には注文した木材と梱包合わせて120Kgと書かれていたそうです。とんでもない重さに、M様、さらにビックリ!!
果たして20角のアルミフレーム(M4シリーズ)は、この重さに耐えられるのか???
思いっきり不安になり、上の仕様書と睨めっこするM様。しかし、DIY初心者にして、アルミフレームを買うのも扱うのも今回が初めてです。
で・・・
断面二次モーメントってなによ?
と、なるわけで。
このM様の言葉。深く心に刺さります。ですよねー・・・と、思いっきりうなずいてしまいました(笑)。
でも、M様はへこたれません。
昔の教科書を引っ張り出し調べるも、ムムム・・・???
多分、恐らく、大丈夫! ヘビー級とか書いてあるし!
という、わけのわからない見切り発車設計となりました。
もう、このあたりを読んでいるこちらの方がドキドキしてきます。がんばれ、M様〜っ!!
そして、次のくだりを読んで、心からホッといたしました。よかったです〜。
ただ、届いたアルミフレームを手に持った時に、それも杞憂であったと感じました。
何もかもが初めてなので、NICの製品について把握し、どのように組んでいくのかをWeb等で調べ、理解するのに多少の時間がかかりましたが、一通り理解したうえで、自分なりの設計図というものを何枚も何枚も手書きしました。
正直、cadを使えば間違いも少なく済んだのかもしれませんが、これが結構楽しかったです♪
楽しんでいただけて、本当に何よりでした(^-^)v
M家の上半期流行語大賞は『吉田さん』に決定♪
初めての経験。大変なこともあったと思いますが、それすらも「楽しんで」くださったM様。
設計図から必要な材料を拾い出し、個人でも購入できる通販サイト『NIC Direct』から、晴れてご発注!\(^o^)/!(拍手〜パチパチパチ〜)
そして商品が届き、いざ組み立て!となるのですが・・・
あれ??このフレーム20ミリ長い!
ABL-2015-4にAPBのボルト入れたら木ねじを入れるスペースがないやん!
CSボルトを買ったはいいが、10ミリじゃフレームと干渉するやん!
などなど・・・組み立ててみて、初めて気づく失敗の数々・・・(;O;)
そして、納品書の差出人印欄に押されている「吉田」の印を見るたびに
「きっと吉田さんに、またMさんや、アホや、って思われてるんだろうなぁ・・・・・」
などと呟きながら晩酌する日もしばしば・・・だったとか。
そんな姿をそばで見いた奥様と娘さん。M様が組み立て中にため息をつこうものなら、
「パパ、また吉田さん?」
「パパだもん。また吉田さんよ、きっと。」
という会話が聞こえてくるようになったそうです。
そしてついに
我が家の上半期流行語大賞は『吉田さん』に決定!\(^o^)/
もちろん「吉田さん」とは「パパ、設計間違えて再度注文する」という意味です(笑)
なんて愉快なM家なのでしょう!
早速この話を担当の吉田本人にしたところ、こんなコメントが返ってきました。
見えない所でこんな風に思って下さっているお客様がいらっしゃって心がホッコリしましたし、仕事に対するモチベーション増になりました!!
と、思わずニッコリ(*^_^*)
もちろん、「またか〜」とか「面倒だな〜」などと思ったことなど、一度もありませんから!!
と、念を押されましたので、この場を借りて吉田の言葉を謹んでお伝えいたします<(_ _)>
家族愛満載♪素敵なオリジナル収納ラック
そんなこんなで色々ありましたが、どんどん形になっていくので、喜びはひとしおです!!
そう綴られているM様からのレポートから、うれしさが伝わってきて、こちらまで嬉しくなりました。
それでは、ご覧いただきましょう!
M様がお作りになった愛と努力の結晶の数々を!!!
設計当初の思い通り、下段の棚はテレビ台から伸びるように高さを合わせ、
出窓までの高さでぴたりと収めました。
まさにジャストサイズです!! ブラボー\(^o^)/
お次はマウス&キーボード専用テーブルです♪
ブラックフレームを使用し、板にはネームペンで娘に絵を書いてもらい、その上からワトコオイルで塗装を施しました。
これは今回作ったものの中で一番のお気に入りです。
おお、なんと、娘さんとのコラボ作品なんですね!!
机の絵がなんとも可愛いらしい〜。もう、ここに座るだけで、お父さん、デレデレになりそうですね(笑)♪
こちらはパソコンスペース♪ とってもスッキリしていますね。
棚より先に運用を開始したPCラック。
レーザープリンター部分は底にキャスターが組んであり、コピーの際には引き出して使用できるようになっています。
天板までの間にプリンターを収めることができました!
PCも自作品で、この棚内に収まるケースを選定し作成しました(*^^)v
以前はこのパソコンスペースがかなり場所をとっていたそうですが、めちゃめちゃスッキリ、大変身♪
あまりにカッコ良いスペースなので、うっかり読み飛ばしそうになりましたが、PCも自作ですと?! え〜、M様って一体何者〜?! 只者ではないことだけはわかっておりましたが(笑)、いやいや、恐れ入りました<(_ _)>
では、もっと細部を見せていただきましょう。こちらは棚の下の部分です。
板のたわみを考慮し、棚板間にピッタリ入るように中間柱を作成できたのは、NICフレーム様様です♪
ありがとうございます。そうなんです。こんなふうに痒いところに手が届いちゃうのが、アルファフレームのいいところなんです♪(←出た!自画自賛スイッチオン!)
そして、このアルミフレームを組み立てる際に使用した工具は、安い六角レンチ一本!だったそうですが、
一生分六角レンチを回した気がします。
とのコメントが(笑)
親指が痛ったそうですので、どうぞお大事になさってくださいね。
M様からのメールは、こんな風に締めくくられておりました。もう一言一言が大切すぎて、編集することがためらわれたので、思い切ってそのまま引用させていただきます。
御社の対応につきましては、まず梱包の整理整頓、綺麗さに驚かされ。
フレーム持って、触ってみて、精度の高さや、質感の高さに、素人ながら安心感がありました。
また、質問を一度メールで送らせていただいたのですが、電話で返事をしていただき、とてもありがたいものでした。
もし仮に、御社製品に出会わず、私のような不器用な男が無理をして、のこぎりやかんなを手に制作を続けていたら、水平垂直をとることなど到底かなわず、天地無用のわけのわからないものができていたように思います。
また、ものを作る楽しさも知ることができたように思いますし、家族としても話のネタとなり、完成した今、どのように使うか、妻と娘は楽しそうです。
御社のおかげで大変有意義な数か月となりました。ありがとうございました。
いえいえ、こちらの方こそありがとうございました!!
今回の件で、通販サイト『NIC Direct』の存在をもっともっとたくさんの方にお伝えしなければ!!
そして、アルミフレームを初めて使われる方のために分かりやすいページの作りこみをしなければと痛感いたしました。
貴重なご意見ありがとうございました!!
この度は、温かいご家族の思い出の1ページに関われたことに心から感謝いたします<m(__)m>
M様ご家族のご多幸を心よりお祈りしております。
また新たなチャレンジをされる際にはご一報ください♪
そして、後日・・・
ブログの原稿が出来上がり、公開のご確認をいただいた際、またまた素敵なメールがメルマガ編集部に届きました。大変喜んでいただき、編集者冥利に尽きる思いです。こちらこそ、ありがとうございます!!
メールには1枚の写真が添付されており、早速開いてみると・・・
わー、すごい、そっくりー\(^o^)/
なにこのクォリティーの高さ!!
今、話題沸騰中の『鬼滅の刃』のキャラクターの折り紙アートの数々が、例の棚の上に並んでいるではありませんか!
いやー、びっくり。またまた驚かされました・・・。
メールを読むと、娘さんが大の工作好きなこと。そんな娘さんに「大人の本気の工作を見せてやろう!」という思いもあって、自作の棚づくりに挑んだことが綴られておりました。そして、奥様は工作には「まったく興味がない」ということも(笑)
でも、添付していただいた折り紙作品の数々は、奥様が作られたもの。棚もそうでしたが、こちらも今まで工作に興味がなかった人が作ったとは思えないほどのクォリティです。
きっと今回のパパ大工の姿を見て、奥様にも「ものづくり魂」が乗り移ったのかもしれませんね♪
M様ご自身も、こう書いていらっしゃいました。
家族間でも伝播するのですね。本当に棚作りは良い機会であったと思います。
今回、御社アルミフレームを使用することで棚制作をやり切れたことに本当に感謝しております。
ありがとうございます! 感謝しているのは私たちの方です!
メールの最後には、「次は風が吹けば倒れる傘立てをどうにかする計画」を、目下相談中であることが添えられておりました。
ぜひ実現されますように! アルファフレーム、傘立てでもいい仕事しますよ!!(笑)
よかったら「傘立て奮闘記」もまた編集部にお送りください<(_ _)>
お待ちしてますよ〜(真剣)
以上、こんなところにアルミフレームでした!
ありがとうございます!!