こんなところにアルミフレーム「立山工場がキレイな訳!」
公開日時:2015/10/27
今月号のこんなところにアルミフレームは、「立山工場がキレイな訳」!
立山工場には、壁などの仕切りがありません。
でも、空中に切りくず(切子)が舞うこともなく、常にキレイな環境をキープしています。
なぜ、なんの仕切りもない工場内でフレームを切断しても
切子が飛ばないのか?
なぜ、キレイな環境の中で作業できるのか??
その正体と、そこに使われていた便利なアルミフレームをご紹介いたしま~す\(^o^)/
立山工場がキレイな訳
立山工場では、毎日たくさんのフレームを切断、加工を行い出荷しています。
【Q&A】No.6 手持ちのアルファフレームを、自分で切断することは可能でしょうか?
で、フレームの出荷工程をご紹介しましたが、
以下の工程をひとつの工場内で全て行っております。
冒頭でも申し上げた通り、立山工場には壁などの仕切りが
一切ありません。
それなのに、フレームを切断しても切りくず(切子)が舞い散ることなく
キレイな環境なのでしょうか??
その秘訣は、 切断機にありました。
切断機に強力な吸引装置を設置。
フレームを切断する際に出る切子を、出た瞬間に吸い取り、
工場内に切子が舞い上がらない様に考えられているのです!!!
ですから、工場で働く人にとても優しくキレイな環境になっています。
切子吸引装置
そして吸引された切子は、工場の床下を通り外へと運び出されます。
立山工場の裏側
この大きなパイプ管を通って、切子が排出される場所が工場の奥にあります。
そこで見つけた「こんなところにアルミフレーム」がこちらです!!
切子回収口
上にある銀色の大きな円すい菅に溜まった切子を、ポリバケツに回収する際
風圧で切子が舞い上がるのですが、これを最小限に抑える為アルミフレームで
囲いが設けてありました!
ビニールシートを挟み込む部分は、フラットバーではなく
クリーンブースで使用されている、シート固定フレームを使用しているので
隙間がなく、切子が飛び出る心配がありません。
ピターーーッ!!
ポリバケツ一杯になった切子は、とても重そうに見えたので
どれくらい重いのか腰を入れて「ヨイショ」と持ち上げてみたのですが
さすがはアルミのくず。あまりの軽さにびっくりしました!!!
粗い砂のようなアルミの切子
不純物や異物が入ることがない純粋なアルミとして回収された切子は、
リサイクル専用の大きな袋に詰め込まれます。
袋詰めも、軽作業で出来るようにアルミフレームで専用の枠を作り
大きな口に流し込むだけ!
もちろん、階段もアルミフレームで作ってあります(^^)v
こんなのあったらいいな~を簡単に実現できるアルミフレームは、
やっぱり凄い!!
働く人のため、そして少しもムダ切子を回収してリサイクル出来るよう
切子吸引装置を組み込んだ発想にはあっぱれです!!
以上、今月のこんなところにアルミフレームでした(^o^)/