いまさら聞けない基礎用語!【ア】#001 アルミニウム(aluminium)
公開日時:2021/09/29
あるる「皆さん、こんにちは、“あるる”です。このたび『いまさら聞けない基礎用語』の案内役を、アルファ博士から仰せつかりました。どうぞよろしくお願いします<(_ _)>
『アルミフレーム豆知識』ではアルファ博士に大切なことをいっぱい、いっぱい教えてもらいました(ありがとう、博士ぇ〜)。
その時とった「あるるノート」をもとに、アルミフレームを知って・わかって・便利に使っていただくための基礎となる大事な「用語」をピックアップ! わかりやすくまとめていきますです〜。
今まで教えてもらった恩返しができるよう、あるる、がんばるる〜\(^o^)/」
あるる「それでは、早速本題に入りましょう。最初の一歩はやっぱりこの用語から!!!」
今月の基礎用語:ア#001
アルミニウム(aluminium)
★アルミニウム 基礎DATA★
・原子番号13
・原子記号AI
・一般名称「アルミ」
・原料は「ボーキサイト」という鉱石
ボーキサイト→アルミナ→アルミニウムという流れでアルミは誕生する!
・色:銀色
・19世紀初めに発見。
・大量生産が可能になったのは20世紀になってから。
【あるるノート#001】
アルミは意外と若くて新しい金属である
いろんなところでアルミ、大活躍!
あるる「私たちの身の回りには、たくさんのアルミ製品があります。まずはどんなものがあるのか、ざっくりと押さえておきましょう」
一円玉(アルミニウム100%)
新幹線、飛行機、自動車等のボディ他各種部材
建材(アルミボード、アルミフレーム)
高圧送電線
反射板
アルミ缶(飲料、缶詰)
アルミ箔
などなど
あるる「正確にいえば、いろいろと活躍しているのは純粋な「アルミニウム」ではなく、アルミに他の元素を加えた「アルミ合金」です。アルミ合金については別の機会で詳しく取り上げるので、どうぞお楽しみに♪」
こんなにあるぞ、アルミのスゴイところ♪
あるる「アルミについてあるるが一番伝えたいこと。それは『アルミはいろいろスゴくてカッコいい!』ということです。どんだけスゴイのかというと・・・♪
★アルミニウムのここがスゴイ ★
- 軽い
重さは鉄の約35%
- 耐食性が良い
- 成形加工性が良い
複雑な形状の押出し成形が可能
アルミフレームの特徴である部品を取り付けるためのナットが入る溝や強度を持たせるための複雑な断面形状を実現
- 不燃材である
- 熱伝統率が良い
- 導電性が良い
- 非磁性である
- 光、熱、電波をよく反射する
- リサイクル性が良い
【あるるノート#002】
アルミの魅力をあるる的に解釈すると
軽い! 簡単! キレイ!
人呼んでアルミの3K!!!\(^o^)/
アルミフレームの3大特徴
装置架台などの構造材に使用する「アルミフレーム」の場合は、この中から特に「3つのスゴさ」がポイントになります。
★アルミフレームの3大特徴★
1)機能を持った断面形状
ナット挿入溝や、タップ加工用下穴があることで、溶接や機械加工が不要
鋼材の場合:材料切断→溶接→加工→塗装
アルミフレームの場合:材料切断→組立
(さらに、メーカー側で材料切断を行うため、ユーザーは組み立てのみ!)
2)軽い
すべての取り扱いが楽!
3)耐食性が良い
塗料が不要!
博士「アルミの3大特徴がスゴイのはもちろんじゃが、わしが一番気に入っているのは、途中の変更や追加にすぐに対応できるところじゃ。この柔軟さや臨機応変力は、鋼鉄材には真似のできないところじゃな♪」
あるる「あ、博士! いらしてたんですね! ナイスフォロー、ありがとうございます♪」
博士「初回なので、どうなることかと遠くで見守っておったが、思いのほかあるるがしっかりナビゲートしているので、とても楽させてもらったぞ」
あるる「わ〜い、ありがとうございます! 「楽」だなんて、まるでアルミみたいですね♪」
博士「そうじゃのう。アルミもあるるも、わしを楽にしてくれる良き相棒じゃ。博士冥利につきるのぅ〜」
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あるる「アルミニウムをもっと詳しく知るには、こちらの記事がおススメです。さすがアルファ博士、違った角度から解説してくれているのです〜♪」