第1回【横浜】産業用ロボット開発技術展 来場の御礼とご報告

公開日時:2019/10/30

2019年10月17(木)・18日(金)の2日間、パシフィコ横浜展示会場にて、

記念すべき第1回【横浜】産業用ロボット開発技術展が行われました。

 

12日に上陸した超大型の令和元年台風第19号により、関東・甲信・東北地方に深い深い傷跡を残しました。

被害にあわれた方々に、心からのお見舞いを申し上げます。

 

富山は大雨は降ったもののほとんど影響はありませんでしたが、私たちの心配は「果たして横浜まで行けるのか?」

そして「会場は無事か?」でした。

千曲川氾濫によって北陸新幹線が水没した影響で運転は見合わせ。高速道路も一部通行止めが発生している中、迂回ルートでの横浜行脚。出発時はまだ雨が降っていたので二次災害の危険性も大いにあったのですが、無事たどり着くことができました。いつもと変わらない横浜の景色に、スタッフ全員ホッと胸を撫で下ろしたものです。

 

それでは、ご紹介いたしましょう!

第1回【横浜】産業用ロボット開発技術展にようこそ!

さすがロボット産業展。受付横でロボットがお出迎え

ロボット専門家が集まる2日間

NICにとって産業用ロボット開発技術展への出展は、6月にインテックス大阪で開催された「第3回 大阪産業用ロボット開発技術展」に引き続き、今回で2度目。

 

おかげさまで大阪でのNICブースは大盛況でしたが、果たして横浜ではどんな反応がまっているのか?!

 

頭によぎるのは「横浜初開催!」。何事も「お初」というのはドキドキしますね。

NICスタッフも期待と不安でちょっぴり緊張気味でしたが 、今回のNICブースはなんと入口ゲートのすぐ左横! 

みなさん、会場に入るとまずキョロキョロしますよね。その最初の「キョ」で目に入るという、極めて良い場所にブースを構えることができました。

 

ここならたくさんのお客様に見ていただく事が出来る!!

続々と来場されるお客様を目に、スタッフの不安も一気に解消\(^o^)/

 

 

ちなみに、この展示会はブースの位置が選べないので・・・NIC、持ってる〜♪♪ってことなのでしょうか(^-^)v

 

 

会場入口のすぐ左!!

標準架台にイエローフレーム登場!?

今回は2つのロボット架台を展示しました。

 

まず一つ目はこちら。 思わず目に飛び込む鮮やかな黄色!

 

垂直多関節ロボット用架台「AK-R-FC07」イエローフレームバージョンです。

 

今回、横浜“初お披露目”ということで、NICのロボット架台の基準となっている規格品をアレンジして、イエローフレームバージョンを作っちゃいました!

 

 

イエローフレームは、アルファフレームベーシックフレームM6、M8シリーズに登場したニューフェイス。
今年の4月に発売を開始しました。

 

よってロボット架台としてのお披露目は今回がはじめて♪  

ロボットアームの黄色ともマッチして、とってもスタイリッシュでカッコいいじゃありませんか!(←早くも出た!自画自賛!笑)

 

いつもの様にボールペンを立て、ロボットがビュンビュン動いても倒れない、〝脅威の安定性〟をご覧いただきました。

初お披露目のイエローバージョン

ビュンビュン動いても倒れない!

ちなみに、大阪で展示した規格品の「AK-R-FC07-1000」と今回のイエローバージョンでは

色の他にもうひとつ違いがあるのですが・・・おわかりになりますか?

よ~~く見比べてみてください。

 

 

大阪で展示した規格品「AK-R-FC07-1000」

今回新作した「イエローバージョン」♪

正解!(笑)

幅、奥行きは同じなのですが、イエローの方は少し背が低いのです。

規格品の高さは1800mmですが、今回のイエロータイプの高さは1700mmで作っています。

 

それはなぜかと申しますと・・・今回の様に展示物が少ない場合、JITBOXチャーターを利用すると運送コストが削減できるので、JITBOXの規定サイズに収まるようにとカバーの高さを100mm低くしたのです(^^;)

 

そして、色を変えることでもう一つの利点が!

それは、展示会が終わり立山工場で保管する際に、どっちが1700??とか悩むことなく一目瞭然♪

 

カバーの扉フレームだけをイエローにしたら??という意見もありましたが、横浜での初お披露目にふさわしくカバー全体をイエローにしたのです(^_^)v

 

カバー、ベース、架台をモジュール化したことで、カバーの寸法を変更しても簡単に載せ替えが出来るのが

ALFA KIT『小型ロボット専用アルミ架台』のいいところ♪

 

このように、様々なニーズにお応えできますので、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

一際目を引く 世界初・カメラ内蔵型協働ロボット

そしてもう一つのロボット架台がこちら。

工具なしで簡単に移動・設置ができると大好評の協働ロボット用架台「AK-R-FKT10」です。

 

今回もTechMan Robot(テックマン ロボット)の正規代理店であるSSI株式会社様のご協力のもと、

今、熱い視線を一身に集め中の協働ロボット「TM5-900」を搭載して展示しました。

 

この協働ロボットの何がスゴいかというと、このコンパクトなボディに「カメラ」が内蔵されていること! 

台湾メーカーTechManが開発した世界初のカメラ内蔵型協働ロボットなんです。

 

しかも、誰でも短時間でティーチングが出来るとあって、今、各方面から熱い視線を集めているとのこと。この動きを見れば、その注目度も芯から納得です。

 

今回も、大阪会場でも大人気を博した「サイコロ振りデモ」を行ったところ、多くの方が足を止め、そのインテリジェンスな動き目が釘付けになっておりました。

 

TMロボットは、こんなことをやってのけます。

 TMロボットがサイコロを振る
   ↓
 出たサイコロの目と色を認識
   ↓
 数字と色が合うボードの上にサイコロを置く

 

一見簡単な動作のように思えますが、これが「画像照明付きビルトインビジョン」を搭載したTMロボットの特徴なのです!!

 

 

大人気・世界初のカメラ内蔵ロボット

サイコロの目と色を正確に判断!


そして、スタンド型のロボット架台もご用意。

テーブルが必要のない現場や、省スペースをお望みの場合などは、こちらのタイプがおススメです♪ 

スリムでコンパクト。しかもアルミだから軽い! 三拍子揃った移動式のスタンド型架台です。

 

軽くてもロボットをしっかりと支えるNICの技術とアルファフレームの性能、そして用途に合わせて選べることをパネルで分かりやすく表現し、製品をPRさせて頂きました♪

 

移動も楽々 コンパクトタイプ

パネルと合わせてご覧いただきました

ブース後方に控えしは・・・

ブース奥の展示スペースでは、アルファフレームの特徴をたっぷりとご紹介。

 

そして、NICの真骨頂! 私たちにしかできないトータルサービス

「カクチャ&マーキングシステム」をご紹介♪

 

ロボット架台の組立も、簡単&スピーディーにできることをPRいたしました。

 

実際に手にとってマーキングフレームをご覧いただけます

パンフレットやチラシも充実

KAKCHAR(カクチャ)で何ができるか?

NICについても丹念に説明させていただきました!

このように全力でNICの自信作を紹介させていただきましたが、そんな中にも遊び心を忘れないのが、NIC流。

 

今回も作りましたよ、ミニロボット架台。ミニロボットの隣には、東京都庁と中国茶をイメージした急須をアレンジいたしました(笑)

 

もちろんその隣には、NICのニューキャラ(?!)「ホリッキー」を配置。ロボット架台を見守ってもらいました(守神か!)

 

 

ミニロボット架台も関東風に

我らがアイドル?ホリッキーも健在

産業用ロボット開発技術展横浜開催、第一回目の記念の特別ショットを初公開。

この「ダブルホリッキー」、他ではなかなか見れません(笑)

この週末に新たな台風接近か?というニュースが流れ、2日間ともお天気が心配されておりましたが、なんとか持ってくれて、出足も上々。2目の最終日は初日の2倍ほどの人出となり、NICブースも大阪に負けないほど賑やかになりました。

 

専門家たちに混じって、学生服の姿もチラホラ見られました。彼らの中から、未来のものづくりの担い手が生まれたら嬉しいなぁ〜。

多くの方が足を止めてくれました

中には未来のものづくりの担い手も♪

大阪でも感じたように、ここ横浜でも来場者の方々は皆、ロボットと具体的な関わりを持つプロばかり。より具体的で鋭い質問にもお答えできるようにと今回はNICの開発メンバーを増員して、対応させていただきました。

 

まだまだ〝アルミは弱いんじゃない?〟とか〝アルミのロボット架台の実物を初めて見た〟という方も多く、もっともっとアルミフレーム製ロボット架台の可能性を伝えていかねば!!

スタッフ一同、志を新たにすることができました。

 

とはいえ、さすがはプロですね。実物を見て話をすると、皆さん理解が早い。「アルミで架台が作れる」というこの事実を、冷静にキャッチしてくださいました。

 

このような機会をもっともっと増やし、より多くの方にロボット架台の可能性を真摯に伝えてまいります。

 

今一度、この貴重な出会いに感謝の思いを込めまして…

ご来場、誠にありがとうございました!

 

最後になりますが、今回の展示会にてご協力を賜りましたSSI株式会社の竹内様、富士工業株式会社の日高様、ならびに株式会社MIUの山田様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました<m(__)m>

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