ロボ デックス東京 2019 ご来場のお礼とご報告
公開日時:2019/01/30
去る1月16日(水)~1月18日(金)まで、東京ビッグサイトにて開催されました
『第3回ロボデックス』に出展いたしました(^o^)/
お忙しい中、弊社展示ブースにお立ち寄りいただきまして、誠に有難うございました。
改めてこの場を借りて、スタッフ一同、心より御礼申し上げます m(_ _)m
ロボットに関する全てが一堂に出展するロボット開発・活用のための総合展『ロボデックス』とあって、
会場内は様々なロボットが勢揃い!!
NICブースでは、諏訪メッセでご紹介した『天吊りロボット架台』をはじめ、4種類のロボットを専用架台に載せ、
実際にロボットが動いた状態での架台の揺れや剛性をご覧いただきました。
また、今回初お披露目となった『協働ロボット専用コンパクト架台』は
会期ギリギリまで様々なテストを行い、装置メーカーとして納得のいく製品として堂々のデビューを飾りました♪
年末年始でしっかりエネルギーチャージして挑んだ、2019年最初の展示会。
NICのパワーみなぎるロボデックスの様子を、どうぞごゆっくりお楽しみください。
ロボット架台は選ぶ時代!!
ALFA KIT「ロボットシリーズ」の架台たち
昨年4月にデビューしたALFA KIT「ロボットシリーズ」の、標準架台と高剛性架台です。
装置メーカーとして培った知識で、架台の剛性を数値化し、
「型式」で購入いただける規格品とあって、発売以来大好評(^^)v
なのですが、まだまだアルミは弱いのでは??と、一歩を踏み出せないお客様もチラホラ・・・。
そんな不安を払拭すべく、今回はNICが実際に行っている振動試験用のモニターを設置!
高速でロボットを稼動させた時の、架台の「振動波形」をご覧いただきました。
ロボットが止まった瞬間の架台の動きは?!
私たちはこの波形データの数値はもとより、各種試験結果により架台の剛性を数値化しているのですが、
そもそも、ロボット架台というものは、アルミ製であれスチール製であれ、ロボットの動きに合わせて揺れる物です。
その揺れ(変位量)が小さければ剛性が高いと言えるでしょう。
しかし重要なのは、「ロボットが止まった瞬間」の架台の状態。
「その時架台は揺れているのか? どうなのか?」が、注目するポイントなのです。
そして、NICのロボット架台はというと・・・!?!
波形をご覧になれば一目瞭然!!
「ロボットが静止した瞬間、架台は大きく揺れていない\(^o^)/」
ということが、今回ハッキリとお分かりいただけました。
百聞は一見に如かずとは、まさにこのことだなぁ〜。根拠をわかりやすく示すって大事だなぁ〜と、再確認しながら、ロボット動作に何の不安も問題もないということを、胸を張ってご説明させていただきました(*^_^*)
そもそも架台は揺れるもの。多種多様化するロボットに合わせて、揺れない架台を一から「製作する」のではなく、
用途に応じた架台を「選ぶ」ことで、生産ラインのスリム化やコスト削減が実現できるんです。
そう、今はもう、ロボット架台は【選ぶ時代】なのです!!
人手不足は協働ロボットで解消♪
今回も因幡電機産業株式会社様のご協力を賜り、販売台数世界No.1の
UNIVERSAL ROBOTS(ユニバーサルロボット)製
協働ロボット「URロボット」と専用架台をお借りして展示させていただきました。
こちらの架台は、URロボット全シリーズに適合しており
架台とセットで簡単にロボット導入ができると大人気♪
さらに、INABA様ではロボット導入効果を実際に確認してご購入を検討いただける
『トライアルユースサービス』や、ロボット導入の活用セミナー、
導入後の技術トレーニングなどを行うセミナーも開催されているんです。
プロにあれこれ聞けるから、初めてだってとっても安心♪
素晴らしい体制です。
今回の展示では、技術商社として活躍されるINABA様と、世界販売台数NO.1のユニバーサルロボット、
そして装置・アルミフレームメーカーのNICとの強力な3社タッグが実現!!
NICのオリジナルカレンダー(もちろんアルミ製です!)にマーキングして、
安心と安全、信頼性の高い製品であるという事を、URロボットにしっかりPRしてもらいました(*^_^*)
初お披露目の『協働ロボット専用コンパクト架台』
その名の通り非常にコンパクトで、まさに人の代わりにスッと導入できる優れもの♪
導入イメージのパネルを見ながらご説明すると、
「これ良いね!すぐに使ってみたい。」
「ムダなスペースを必要としないし、簡単に移動できて良い!」
「人の代わりにも、増員にもなるから便利」
などなど、嬉しいお声をたくさん頂戴いたしました(*^_^*)
NICブース初登場!『天吊りロボット架台』♪
ロボットの先端には、配管のねじれや干渉を解消する野村ユニソン様最新鋭
『小型多ポートロータリージョイント(M5タイプ)』を装着しております♪
実際に、ロボットの先端をグルグル回しても配線が邪魔にならず、
スッキリとした動きとなるロータリージョイントの性能と、
ブンブン振り動かしてもビクともしない架台の剛性をご覧いただきました。
ロボットの激しい動きや音に、お客様の足は止まり目は釘付け状態に(^^)v
そしてブース内で、怪しく光る青白い物体にも興味深々♪
むむむ・・・なんだこれは?!
そうです! 「ミニやぐら」です\(^o^)/
NICらしさをもっと面白く表現できないものかと、昨年10月の関西機械要素技術展で初めて展示したのですが、好評につき「東京バージョン」を制作。
スカイツリーがなかったので、
「通天閣」→「東京都庁」
「串カツ」→「たい焼き」
「大たこ焼き」→「ドーナツ」
に変更してみました(^^;)
このムダに細かい芸もNICならでは(笑)
ちなみに、ドーナツはスタッフのお子さんからお借りして、東京都庁やたい焼きは
東京駅の「ガチャガチャ」でゲットしたもの。
大のオトナが、駅ナカで座りこんで(しかもスーツ姿!)「ガチャガチャ」をするのは、
ちょっぴり恥ずかしくもありましたが、
ものづくりには、遊び心も必要ですよね!ね!
最後に・・・
今回も色々と試行錯誤しながら、ロボットの用途に合わせた架台を数多く展示し
NICの技術力と魅力を思う存分ご紹介することが出来ました。
お陰さまで、連日NICブースは大盛況\(^o^)/
製品の良さ、そしてNICの技術を知っていただき、その場でご依頼されるお客様も多く
(めちゃめちゃ嬉しかったです!)、
NICが目指す「ロボット架台は選ぶ時代」というコンセプトに間違いはなかったと改めて実感いたしました。
インフルエンザが猛威を振るう、寒さ厳しい時期ではありましたが
たくさんのお客様にご来場いただきましたこと、
また会場にてたくさんのご商談をいただきましたこと改めて御礼申し上げます。
そして、最後になりますがこの度の展示会において多大なるご協力を賜りました
因幡電機産業株式会社様と野村ユニソン株式会社様にこの場を借りてお礼申し上げます。
誠にありがとうございました<m(__)m>