諏訪圏工業メッセ2018 天吊りロボット架台が展示されました!
公開日時:2018/10/29
諏訪メッセ2018 『野村ユニソングループブース』にロボット架台出展♪
10/18(木)~10/20(土)、長野県諏訪市にて「諏訪圏工業メッセ2018」が行われました。
本展示会は2002年から開催されており、今年で17回目を迎えました。
スタート当初は諏訪地域6市町村が一体となって開催し、出展者数174社、229ブースの
小規模な展示会でしたが、現在では長野県諏訪地域を中心に
金属・電気・光学等の機械装置や、加工部品に関わる400社以上の企業・団体が出展する
「地方では国内最大級の工業専門展示会」へと成長を遂げています。
富山のNICがなぜ長野の諏訪圏メッセに?
と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが・・・・
まずは、こちらをご覧ください!!
茅野に居を構えて64年。
FA関連装置設計・製造や産業及び生活関連のロボット開発を手がけられている
野村ユニソン株式会社様のブースです。
今年は最新の開発製品の展示を初め、様々な取り組みについてご紹介されていましたが、
中でもメイン通路でひときわ輝いていたのが、
『小型多ポートロータリージョイント(M5タイプ)』です(キラン☆)。
こちらは薄型化・軽量化・中空化を実現し、配管のねじれや干渉を解消する
6軸ロボット専用の小型ロータリージョイントです。
各社6軸ロボットの先端に直接取り付けが可能で、ロボットハンドやインデックステーブル等に最適なんです♪
会場では「使用前・使用後」の動画もあり、このジョイントをつけることで、
今まで散々悩まされて来た、配線の巻き込みやねじれなどの問題が
「あら? 一体なんだったの?」というくらい、スッキリとした動きを実現しています。
この性能を実際にご覧いただくために製作されたのが、
じゃ~ん!!
NICらしさ弾けるアルファフレーム製
本邦初公開の6軸ロボット天吊り架台です\(^o^)/
『ALFA KIT』ロボットシリーズは、架台ベースにロボットを固定するタイプで剛性値を数値化しておりますが、
この知識と技術力をもとに構造解析をはじめ、あらゆる試験データを行い、今回このようなカバー一体型の
6軸ロボット天吊り架台が完成しました。
2015年の諏訪メッセで、新聞の一面を飾るほどの有名人となった『ワーイ』♪
今年も、ロボット架台の説明員として頑張ってもらいました(*^_^*)
さてさて、今年の4月に誕生した『ALFA KIT』ロボットシリーズですが、
多種多様化するロボットニーズに合わせてラインナップを追加していかなくては・・・
と気持ちが逸る一方、なかなか重い腰が上がらず半月以上経ってしまいました。
しかし、今回野村ユニソン様のお声かけとご協力により、天吊りタイプの架台を製作し
実験データを蓄積することで、新たな発見を得ることが出来ました。
この実績と経験を活かし、続々とラインナップを増やしていき、来年1月に東京ビッグサイトで開催される
「第3回 ロボデックス」では、成長したNICならびに『ALFA KIT』ロボットシリーズをご覧頂けるよう
全力で取り組んで参ります!!
最後になりますが、この度の架台製作にあたりお声かけいただきました野村ユニソン株式会社様に
この場をお借りして改めて心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました<m(__)m>