【Q&A vol.154】キャスターをフレームに直接取り付ける場合とキャスターベースを介して取り付ける場合の使い分けを教えてください。
公開日時:2026/01/28
【Q】キャスターをフレームに直接取り付ける場合とキャスターベースを介して取り付ける場合の使い分けを教えてください。
アルミフレームでキャスター付きのユニットを製作検討しておりますが、キャスターをフレームに直接取り付ける場合とキャスターベースを介して取り付ける場合の使い分けが知りたいです。
【A】キャスターの取り付け方法はいくつかあり、フレーム断面サイズや強度、使用するキャスターの種類によってキャスターベースが推奨される場合があります。
ご質問ありがとうございます。
フレーム断面サイズや強度、使用するキャスターの種類によってキャスターベースが推奨される場合があります。
つまり、必ずしもキャスターベースが必須ではなく、用途や荷重条件に応じて使い分けます。
基本的なキャスターの取り付け方法は以下の4パターンです。
パターンA:フレームにタップ加工を施して直接取り付け
パターンB:レベリングフットベースに組み合わせて取り付け
パターンC:ブラケットに組み合わせて取り付け
パターンD:フレーム溝にナットを挿入して取り付け
このように、直接取り付け(パターンA/D)も可能ですが、安全性や強度確保のためにキャスターベースを併用するケースがあります。
HPに、取付例を掲載しておりますのでご参照ください。
https://www.nic-inc.co.jp/products/support/accessories/caster.shtml
キャスターベースが不要でフレームに直接取り付けても良いケース
① 軽荷重用途(小型台車や軽い装置架台など)
② 断面が大きいフレーム(M8以上)を使用し、十分な強度がある場合
③ 移動頻度が少なく、設置位置がほぼ固定される場合
キャスターベースが必要になるケース
① 荷重が大きい場合:フレーム断面だけでは応力集中しやすく、キャスターベースを介すことで荷重を分散できる
② 繰り返し移動や振動が多い場合:直接取り付けだとボルトの緩みやフレームの変形リスクが高まる
③ 小断面フレーム使用時:M4やM6サイズなど細いフレームでは、キャスターベースを使う方が安定する
④ 固定キャスター+自在キャスターの組み合わせで荷重バランスが偏る場合:キャスターベースで補強する方が望ましい
上記が一般的な考え方になりますが、ご判断が難しい場合はお気軽にご相談下さい。
