『富山ものづくり企業ナゾ解きバスツアー』御一行様が立山工場を見学♪
公開日時:2014/08/26
2014年8月21日(木)。
北日本新聞社様主催『富山ものづくり企業ナゾ解きバスツアー』として、
総勢36名の小学4~6年生の親子さんが立山工場を見学しに来られました。
このツアーは富山県内のものづくり企業を見学し、
事前にそれぞれの企業から出された
隠された「ナゾ」を子供たちが解き明かしていくという
夏休みにぴったりの体験型ツアーです。
今回は『富山の水』をテーマに、浄水場、富山米100%のせんべい製造工場、
そして我がNICの3社が選ばれました。
当社では水とアルミの関係や、不思議な形をしたアルミフレームがどうやって使われているのか、
どんな物が作られているかを見て触れて、実際に工作体験をしてもらいました。
その時の様子をレポートしましたので、ご紹介したいと思います。
ドキドキワクワク初体験♪
天気予報では雨となっていましたが、子供たちの思いが通じたのでしょう。
予報とは打って変わって、青空が広がるバスツアー日和でした。
9:20 予定より少し早いバスの到着です!
たくさんの社員にお出迎えされ、少し緊張ぎみの子供たち。
ようこそ!エヌアイシ・オーッとテックへ♪
ウエルカムボードも一工夫してみました♪
さっそく、アルミフレームについて、簡単なお勉強会の始まりです。
大人も子供も真剣な表情で説明を聞いていらっしゃいました。
子供たちの身の回りにあるアルミ製品を例にあげ、分かりやすく説明するのは、
今まで何度もお客様の前で会社説明を行っているプロ中のプロ!
子供向けの説明は初めてでしたが、同じ年齢のお子さんがいるので
子供の気持ちが分かるのでしょう…
優しい口調と子供の目線で話をしている姿をみて
「さすが!」「適任!」という感じでした。
いよいよ工場見学です!
一通りの説明が終わり、みんなでNICの帽子をかぶって
いざ工場見学へ!
部屋を出たとたん
「あ!これもアルミフレームだ」
「あれもかな?」と
目をキラキラ輝かせ、
周囲をキョロキョロしながら工場内でアルミフレームを探している姿は、
まるで宝探しをしているかのようでした。
宝探しへしゅっぱ~つ♪みたいでしたよ。
定尺6メートルのフレームがたくさん並んでいる「切断待機エリア」から見学スタート。
実際にフレームの切断、ネジ穴やいろんな加工をしている所や、
商品を検査・洗浄している工程を近くで見ながら、
お兄さん(?)お姉さん(?)の説明をしっかり聞いてメモをとって
いましたよ。
「梱包エリア」では、キレイになったフレームが自動で袋詰めされ
手際よく作業する職人技を見て「おぉ~」という歓声が上がっていました。
歓声をうけ、少し照れてるNIC社員でした(笑)
たくさんのフレームや部品が高く積み上げられ保管されている自動倉庫では、
パソコンに入力するだけで、必要なフレームや部品を自動で取り出したり
元の場所に戻したりする動きを見てもらいました。
みんな興味津々!
保護者の方も一緒になって感心されていました。
続いてC棟へ!
N棟見学が終わり、次は新工場『C棟』の見学です。
フレームに図面を印刷する「マーキングエリア」や
大きな装置を組立ている「組立エリア」を見学してもらいました。
また、今回は特別に工場の一角に“展示会ブース”を立ち上げ、
いろんな装置やクリーンブース、たくさんの製品を陳列し
ミニ展示会を体験してもらいました。
実際の展示会場みたいでしょ(笑)
入っただけじゃキレイかどうかはわからないんですが
クリーンブースでキレイな空間を実体験♪
色んな形のアルミフレームに興味津々♪
大人でもめったに体験することが出来ないクリーンブース内に入ってみたり
普段目にすることがない大きな装置や、いろんな形のアルミフレームを見ながら
未来のエンジニアたちは何を思い描いたのでしょうか???
お楽しみの工作体験♪
工場見学が終わり、みなさんお楽しみの工作体験です♪
今回のバスツアーですべてのナゾを解き明かすと
「富山ものづくり企業ナゾ解き認定証」と
「オリジナルパズル」が進呈されるとのことだったので、
アルミフレームで、そのパズルがピッタリ入る大きさの
フォトフレームを作ってもらいました。
子供たちにお渡しした材料と工具。
こちらが完成品!
あらかじめ、アルファフレームには、部品の位置等を直接印刷しておきました。
最初は慣れない様子でしたが、さすがは子供たち。
そのマーキングに合わせ、ナット位置を調整したり、ボルトで部品を取付けていました。
みんなとっても楽しそう!
みんな真剣!でも楽しそうでしたよ♪
この時、パズルがもらえることは子供たちにはまだ内緒。
お家に帰ってからも、もらったパズルやお気に入りの写真を入れられるように
工具も一緒にお渡ししました。
これにて1時間半のNIC見学は無事終了。
エンジニアの卵たちは次の目的地へ…
みんなで手を振ってお見送り♪
今回子供たちのガイドをつとめましたのは、NICの若手社員。
本番前日の様子。念入りにリハーサルしていました!
若いお姉さんお兄さんの方が子供たちに親しみやすいですし、
子供たちに質問されても答えられるようにと、
予習勉強をするなど、自分たちにとってもいい機会となったようです。
本当にお疲れ様でした。
いろんな物を見て触れて、体験したことで、「ものづくり」に
興味を持ってもらえると嬉しいです。
さて、この中から、何人の“未来のエンジニア”たちが
誕生するでしょうか?
それを考えると、とても楽しみです。
がんばれ! 未来は君たちの腕にかかっているんだぞ♪
今後もNICは、このような活動を
積極的に取り組んでいこうと思いました。