突撃レポート第29弾!!株式会社エムケイカンパニー by『KONDO Racing Team』ゲストルーム♪
公開日時:2025/05/28
今月の「こんなところにアルミフレーム」は、5月3日~4日に富士スピードウェイにて行われた、
『AUTOBACS SUPER GT2025 第2戦』を突撃取材!!
突撃したのは、ブログそしてアペルザTVの新たな顔として頑張ってくれている愛知事業所の『でっけん』です♪
今回は、株式会社エムケイカンパニー様が製作された業界大注目のゲストルーム
を取材させていただきました\(^o^)/
モータースポーツが大好きな『でっけん』が、ワクワクドキドキの熱いレポートを届けてくれましたので
たっぷりとご紹介いたしま~す♪
株式会社エムケイカンパニー様のレーシングチーム♪
エムケイカンパニー様は、自分の母世代が愛してやまない昭和のスパーアイドル、マッチこと近藤真彦氏が代表を務める会社です。
4輪レースチーム『KONDO Racing Team』を運営し、転戦する際に都度スポンサーや、ゲストを招く空間を創造されている企業でもあります。
これだけ聞いただけでもワクワクしますが、今回のご縁を最初にいただたいのは昨年11月のこと。
「運搬用のトレーラー2台を並べ、その間の空間の前後に壁をしてゲストルームを創りたい」」
「軽量で組立や解体が容易にできるアルミフレームで壁をつくれないか」
というお問い合わせを頂いたことがきっかけでした。
*「結ばれました」という表現が恋愛チックで違和感がありましたので、表現を変えました。
ヨーロッパの方では、こういった大きなトランスポーターの実例はあるのですが、日本で実施してるレーシングチームはまだないそうで、完成形をイメージしながら1ヶ月ほどネット検索を重ねる中で、アルファマガジンで紹介した立山第2工場の「喫煙ブース」を発見され、「これだ!」と思ってすぐにお問い合わせくださったそうです。
エムケイカンパニー様は静岡県にあり、NIC愛知事業所の管轄エリアであったことで、自分が担当に。
これもモータースポーツ好きの熱い思いが繋げてくれたご縁なのでは?!と、勝手に思っています(^^)v
富士スピードウェイに入場!!
今回製作した大型トランスポーターは、5月3~4日開催の『AUTOBACS SUPER GT2025 第2戦』で初お披露目されるとのこと。レース前日の5/2(金)に、完成状態の視察を兼ねて訪問することができました。
開催前日は関係者しかサーキットへ入場できないため、富士山の麓にある富士スピードウェイにほど近い
『株式会社エムケイカンパニー 御殿場ファクトリー』様にて待ち合わせ。
その日はあいにくの大雨。しかもGW真っただ中で、電車の混雑に揉まれながらの移動でしたが、それでも御殿場に近づくにつれ、ワクワク感が高まり、抑えるのが必至でした(電車の中でにやけて変な人だと思われたかも・・・)。
*お客様のところに向かうのに「げんなり」していては失礼だと思ったので、表現を変えました。
お出迎えいただいた技術部統括様の車で、いざサーキットへ♪
開催前日にも関わらず、駐車場ゲート前にはすでに徹夜組の長蛇の列が出来ていましたが、私たちはその脇の関係者レーンから入場することができました。
富士スピードウェイ 入口ゲート
『KONDO Racing Team』ゲストルーム♪
スタッフの方が「今回はピットの位置が良くて」と仰っていた通り、駐車場へ入場すると、いきなり目の前にお目当てのゲストルームが!!
こちらはスタッフさんなどが出入りする裏口とのことですが、裏口でもすごい迫力です。
最初にお問い合わせいただいたときには、あくまで骨組みで、表に化粧板を貼るものと思っていましたが、
当社のフレームはクリア塗装で見た目も綺麗なため、意匠面として採用いただけることに!
高さは何と約5mあります。
凄いでしょ~♪ 綺麗でしょう~♪ 圧巻でしょ~♪
さすが剛性と美観に優れたアルファフレーム(^_^)v(←出た出た、久々の自画自賛モード)
ゲストルーム内観
中の備品は設営中でしたが、大型TVやドリンクコーナーなど、着々と準備が進められていました。
流石は4輪レースのメカニックさんたち♪
目線高さのグレースモークのパネルに、更にミラーのフィルムを張って外から中を見えなくしたり、
アルミフレームの構造をフル活用してトレーラーと固定したり、天井を作ったり。
トップクラスの技術力集団のモノづくり魂は、NICの「何でも自分たちで作ってしまう」文化と近いものを感じました(レベルが高すぎておこがましいですが・・・)。
正面入口の裏面
トレーラー内部にも潜入♪
続いて、ゲストルームの両サイドのトレーラー内を拝見。そこには、監督室とミーティングルームがありました。
近藤監督は夕方に来られるとのことでしたが、新幹線の時間の都合で、お目にかかることは叶いませんでした。かえすがえすも残念です・・・(泣)
監督室
ミーティングルーム
こちらがゲストルームの正面です!!
他チームやオフィシャルの関係者の方々も次々に見学に来られ、皆さん口をそろえて「すごいね、これ!」とおっしゃってくれています。そんな方々の姿を間近で見て、とてもうれしく、誇らしい気持ちになりました(勝手にすいません)。
なんでも海外ではこのようなゲストルームはちらほらあるものの、日本では道路事情やサーキットの事情で普及しておらず、今回、なんと国内初披露とのことで、周囲からの注目度は抜群でした。
NICとしてもアルミフレームのプロとして、とにかく外観の見栄えが良くなるようにと、心を込めてデザインしました。
その思いが伝わったのか、エムケイカンパニーのご担当者様からも『物が届いたら、想像以上の見栄えでした』と、高評価をいただきました。
お客様の描くイメージを丁寧にヒアリングするとこから始め、3Dモデルでのイメージの共有をしながら進めることで、
デザイン・設営の作業性の両面で好評がいただけたのだと思います。
ゲスト様をスポンサーパネルでお出迎え♪
モータースポーツファンの『でっけん』大興奮!!
予選前日ということで、ピリピリしたムードなのかと身構えていたのですが、談笑されている方も多く、非常に和やかなムード。
「雨で誰も走行しないから、本コース以外であれば好きにうろついて良いですよ」とのことで、
あこがれのピット内を目を輝かせて散策させていただきました。
明日からレースで使用されるレーシングカーを食い入るように見ていると
「記念撮影します?」と仰っていただき、お言葉に甘えてパチリ♪
キラキラお目目でマッチポーズ♪
帰り際には、お土産にと素敵なチームTシャツも頂きました(^^)v
家に帰って、このTシャツを着て愛車をころがしたいーーーと思ったかどうかはさておき、
チームスタッフになれた気がして、テンション上がりまくりです!!
『KONDO Racing Team』オリジナルTシャツ♪
これまで1ファンとして見てきたレースの裏側のお話も、色々聞くことができ、貴重な時間を過ごすことができました。
また、こんな素晴らしいゲストルームの一部にNICを採用いただいたこと、大変嬉しく恐悦至極に存じます。
最後になりますが、レース前のお忙しい中、取材にご協力いただいたスタッフの方々、誠にありがとうございました。
以上、でっけんがお伝えしました。