プラネタリウムにアルミフレーム?!
公開日時:2016/09/20
今月の「こんなところにアルミフレーム」は企業突撃レポート第4弾!!
 
 メルマガ編集部は、富山を飛び出し、神奈川県大和市へ♪
 
 独自のアイデアで、アルミフレームを素敵な機材にされている
 
 株式会社リブラ様を突撃レポートさせていただきました\(^o^)/
 
  
 
  
星いっぱい★夢いっぱいの株式会社リブラ様
  
 
 リブラ様は、1995年3月にプラネタリウムと天文教育研究施設に関するコンサルタント
 
 やプラネタリウム番組・関連ソフトの制作会社として設立されました。
 
  
 
 天文家である代表取締役の田部様を筆頭に、天文が大好きな仲間が集結して
 
 それぞれの才能を活かし、様々な分野で活躍されています。
 
  
 
 LIBRA(リブラ)とは、12星座の「てんびん座」を意味しますが、
 
 星座を社名にされるほど天文が大好きで、その良さをたくさんの人に伝えたいという
 
 制作者の思いが伝わってくる会社でした。
 
  
 
  
 
 初めてプラネタリウムを見たのは、小学生の頃に行った富山市内の科学博物館ですが
 
 目前にせまる天の川や宇宙の神秘、星座にまつわる神話など、
 
 迫り来る壮大なスペタクルの世界に圧倒され、思いっきり感動したことは
 
 数十年たった今でも鮮明に覚えております。
 
  
 
 そのようなプラネタリウム向けの映像をつくられているのがリブラ様なのです!!
 
 そして、プラネタリウムをもっと手軽に導入出来るようにと
 
 ハード面でもいろいろと開発されているのです!!
 
  
 
 プラネタリウムはドームの真ん中に人工衛星かと思うような大きな機材が設置してあり、
 
 大音響とともに天井に映像が映し出される大掛かりな装置で工事も設置も大変そう・・・。
 
  
 
 しか~し!
 
 時代と共に進化し、今では簡単にプラネタリウムを上映することが出来るそうです!
 
  
 
 それが、リブラ様が開発されたデジタルプラネタリウム
 
 「HAKONIWA(はこにわ)システム」です!!
 
  
 
 じゃ~ん!!
 
  
 
 
 
  
 
  
 
 従来のアナログプラネタリウムは、大きなプロジェクターを設置する以外に
 
 パノラマ投影機やスライド投影機、魚眼レンズ付きフィルム映写機、照明装置、
 
 音響装置、レーザー、その他の付帯設備など機器だけで○億円もの費用がかかるそうです。
 
  
 
 それがなんと!!
 
  
 
 「HAKONIWA(はこにわ)システム」に使用する機器は、
 
 特注レンズ、コンバージョンレンズを組み合わせた
 
 プロジェクター2台以上とパソコン1台のみ!!
 
  
 
 あとは、映し出す映像ソフトがあれば簡単にプラネタリウムが上映出来るのです(^^)v
 
  
 
 そして、写真をよ~~くご覧下さい!!
 
 もうお気づきですよね(^_^;)
 
  
 
 そう!!
 
  
 
 実はこのプロジェクターを搭載している台座に
 
 アルミフレームが使われていました!!
 
  
 
 さらに、シャッター機能を邪魔せず、メンテナンスも容易に行えるようにと
 
 レンズを固定する部分はこんな感じになっていました♪
 
  
 
 
 
  
 
 また、レンズを固定するために、フレームにはこんな工夫も♪
 
  
 
 
 レンズの円形に合わせてフレームを加工
 
  
 
 このプロジェクターが2台以上あれば、そこから映し出される映像がうまく重なり
 
 壮大なプラネタリウムを投影することが出来るのです(^^)v
 
  
 
 
 壁に映し出された映像が、とっても綺麗で感動でした!!
 
  
 
 このように、アルミフレームを使用することで、プロジェクター本体を改造することなく
 
 簡単に角度調整も行え、レンズの取替えも簡単になるとのことでした。
 
  
 
 リブラ様は、全国各地の博物館や美術館にこの「HAKONIWAシステム」を
 
 自社で制作した映像ソフトとともにレンタルされています。
 
  
 
 ですから、この「HAKONIWAシステム」を大量に製作する必要があるため
 
 オフィス内にはこんな山がありました!
 
  
 
 
 積み上がったプロジェクターの台座
 
  
 
 万が一プロジェクターが故障した場合でも、上映に支障が出ないように
 
 予備のプロジェクターもキットに含まれているとのこと。
 
  
 
 これにより、お客様に迷惑をかけず更に自分たちも急いで現場に向かうこともないので
 
 とっても効率が良くなったそうです。
 
  
 
 レンズ固定部も同様で、展示物?はたまたフォトフレームのように棚に並んでいましたよ!
 
  
 
 
 
  
 
  
 
 プロジェクターにも種類があり、モデルチェンジもあるため
 
 サイズや重さに合わせて簡単に台座が作れるアルミフレームはとっても
 
 重宝されているようです。
 
  
 
 
 小型のプロジェクターにも対応♪
 
  
 
 現在使用されているプロジェクターの重量は約10kgですが、
 
 次のモデルは40kgにもなるそうです。
 
  
 
 でも、アルファフレームとNICの技術力なら大丈夫(^^)v
 
 緻密な計算と設計で、スリムで軽量な台座が作れること間違いなし♪
 
  
 
 今後も、リブラ様の夢と共に一緒に歩んでいけたら幸いです。
 
  
 
 今回楽しいお話をしてくださったのは、全国津々浦々飛び回っていらっしゃる
 
 取締役・プロデューサーの鷲巣様と、開発・ディレクター/プログラマーの藤井様。
 
  
 
 そんなお二人ならではの、ビジネスホテルトークも聞かせていただき
 
 とっても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
 
  
 
 >このたびはお忙しい中、色々と取材させていただきありがとうございました<m(__)m>
 
 この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
 
  
 
 以上、こんなところにアルミフレーム・・・もとい
 
 「プラネタリウムにアルミフレーム」でした\(^o^)/