NICおーっ!とテック物語【第26回】新生AMS プロジェクトチーム結成

公開日時:2017/05/30

前号までのお話


6年に及ぶ運用をいったんゼロに戻し、新たに構築を行ったアルファフレームシステム専用の三次元設計システム「AMS(Alfa Multiply System)」。2008年1月、ついに「新生AMS」として、新たな産声を上げました。
システムは出来上がった時がスタートです。ここからが「本当にお客様のお役に立てるのか」、その真価が問われるときです。今回、新機能のキモとなったのが、「ナット挿入指示書」と「分解組立図」。最もお客様の手を煩わせていた「組み立て作業」を可能な限り軽減できるよう、工夫に工夫を重ねたサービスでした。これだけでも小さな革命と呼ぶに相応しいものでしたが、開発チームの目は、さらにその先に向けられていたのでした。

 

次なる課題「設計」「部材選定」


 

初代AMS(Alfa Multiply System)の作図機能でも、案件処理のスピードが飛躍的に向上したものの、まだ手動で配置したり作成する項目が多くありました。開発チームから見れば単なる営業支援ソフトでしかなく、まだまだ不完全なツールでした。実際、システムの不具合もあり、実装していても使えない機能もいくつもあったのです。

そこで思い切って「0ベース」でシステム改良したことはすでに描いた通りですが、その結果、扉の自動配置や追加工の自動作図など後工程までに必要な操作を全て自動化できるようになったのです。自動化が進んだことで、作業効率が見違えるほど良くなったのです。

さらに自動化は、工数削減の削減にも大きく貢献しました。作図工程での寸法・リストの記入漏れや誤記、部品数量の間違いもなくなり、出来上がった図面データのチェックが不要になりました。このように人為ミス(ヒューマンエラー)を排除することによって、正確かつ短時間での作図が可能となり、お客様が抱えている「設計」「部材選定」を丸ごと解消する設計代行サービスが確立しました。

 

もう、アルミフレームのことで頭を抱える必要はありません。

すべてNICに任せてください!!

この言葉を堂々と言える時が来たのです。

 

新生AMSを広めたい! プロジェクトチーム結成


さて、大いなる可能性を秘めた新生AMSですが、お客様に使っていただかないことには宝の持ち腐れです。使っていただくためには、まず新生AMSの存在を知っていただかなくてはなりません。私たちにとっては自信をもってお届けできる最新のシステムであっても、お客様にとっては「便利そうだけど、よくわからないもの」でしかありません。さらに、新生AMSは「できること」がたくさんありすぎて、口頭で説明するには限界がありました。

分かりやすく伝えるにはどうすれば良いのか---?

これが新たな課題になりました。

その一歩を踏み出すためには、まずはメンバー集めだ!と、プロジェクトチームの結成目指しました。技術畑の人間はもちろん、企画、営業、受注、事務と様々な部門から先鋭メンバーを集め、トータルに新生AMSをバックアップする体制を整えて行ったのです。

プロジェクトチームの「あじと」となったのは、2007年6月に完成した開発棟(I棟)1Fです。まだ新しいオフィスに集まったプロジェクトメンバーが最初に手掛けたのは、新生AMSを世に広めるためのパンフレット制作でした。今までも製品ごとのパンフレットはいくつも作って来ましたが、今回相手にするのは、製品ではなくサービスです。形のないものをカタチにする難しさを、プロジェクトメンバーは初めて経験することになるのですが・・・

この先、どんなすったもんだが巻き起こるのか? それは次回のお楽しみということで。

 

2007.5.17-1

<つづく>

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